クレーンカメラシステムとは?
クレーンなどの運転席に設置し、死角等を確認するためのライブ映像を表示するためのシステムです。構造上死角となってしまっていたポイントや現場の部材の在庫状況などによって見えにくくなる場所などを遠隔操作カメラでリアルタイムに確認できます。このシステムの導入によって安全性や作業効率の向上が見込めます。
クレーンカメラシステムの特徴
- 遠隔操作可能なPTZカメラのため、運転席のカメラ操作盤で見たい方向を簡単に確認できます。
- ULLHDの高精細映像カメラとFullHDの液晶ディスプレイを採用しているので、細かい部分まではっきりと確認できます。
- 光学10倍ズームが可能なカメラなので、必要に応じて映像を拡大して確認することができます。
- カメラは屋外用の防塵・防水仕様のため、過酷な環境にも対応可能です。
- 24時間365日安定した稼働が要求される監視用途のカメラを採用しているため、長時間の稼働でも高い信頼性を確保しています。
- カメラ操作盤は、ボタンで向きを変えたいカメラを選択し、スティックで方向を変えるだけのシンプルな操作です。
- ディスプレイは設置カメラ数分用意しますので、画面切り替えなどの面倒な操作は不要です。
クレーンカメラシステム構成
- 確認用カメラ M5525-E
- PoEHUB
- IP→HDMI変換機 AS-5000
- カメラコントローラ AS-2024
- 表示ディスプレイ

フルハイビジョンの光学10倍ズームのPTZカメラ。防塵・防水(IP66準拠)。
カメラからの映像受信とカメラへの電源供給を同時に行えるHUBです。
カメラからの映像信号をHDMI出力の映像信号に変換します。
カメラのレンズ方向を動かしたりズームしたりするための操作機です。
HDMI入力の液晶ディスプレイです。
クレーンカメラの用途
- 天井クレーン
- 大型フォークリフト
- ショベルカー
クレーン下部近辺の通路の安全確認や大型資材がある場合などに運転席と反対側の状況の把握など。
リフト上昇時の荷物置き場の確認などに。
斜め後方等の死角の確認用に。
オプション
- カメラのモデル変更(さらに高精細な4Kカメラや安価な固定型カメラなど)
- カメラ・運転席間の無線通信化
- 録画機能の追加
- カメラ周辺音声の取得
- 運転席からカメラ周辺への音声スピーカー
- 遠隔の管理部などへのカメラ映像送信
お客様の用途やご要望に応じて、最適な機器を提案いたします。