[第二回] クラウドとネットワーク
クラウドでサーバーを運用するメリットとは何でしょうか?
大きな理由のひとつは冗長性の高さです。
プラットフォームそのもののシステムダウンは限りなくゼロに近く、その上で稼働するサーバーも安定した運用が可能です。
また、スペックやシステム構成の変更が容易なため負荷が増大するような環境でも迅速に対応することができます。
使用したい時だけ稼働させ、不要な場合はストップさせたり、必要な期間だけ稼働させるといった運用により、コストを下げることも可能です。
実機の場合の導入時に必要なコストが大幅に削減できるのも魅力です。
サーバーシステムイメージをコピーして同じサーバーをすぐに稼働させたりできる可用性の高さもクラウドならではでしょう。
このようにいろいろなメリットのあるクラウドサーバーですが当社ではAWSのプラットフォームを利用してサーバーを運用し、サービスを提供しています。
監視カメラシステムの録画保管用/カメラ管理用サーバーとしてクラウドサーバーを使用しています。
実は、セッテイング方法などは、ローカルにサーバーがある場合とほぼ同様なのですが、
やはり外部にあることには間違いないのでネットワーク周りの設定はやはり必要になってきます。
クラウドサーバーとローカルにある監視カメラとをネットワーク的に接続する必要があります。
どちらも同じローカル環境にある場合は比較的簡単な接続になりますが、インターネットを介しているため、ルーターのポートフォワードの設定が必要であったり、
固定グローバルIPが割り当てられていない場合はDDNSの仕組みを使用して接続するなどの設定が必要となります。
これらは慣れていない方にとっては、難しいと思えるかもしれませんが、少しやってみると実際には手間のかかる作業ではありません。
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■[第一回] クラウドとネットワーク:https://sharako.com/news/cloud_network_01/
■クラウド監視カメラ【写楽庫】:https://sharako.com/product-service/cloud_sharako/