マンションやアパートなどの安全性や資産価値を高める
管理人さんの常駐しないマンションやアパートなどのセキュリティ対策として監視カメラの活用が有効的です。
オーナーや管理会社にとって物件の様子を遠隔から見ることができるのは安心できますし、賃貸物件の場合には監視カメラを取り付けることにより入居者の安心につながりますので、中長期的には空室率の低下が見込めます。
管理人が常駐するマンションでは、監視カメラが設置されてないというのはレアケースでしょうが、管理会社が遠隔から監視できるような仕組みになっていない場合がほとんどでしょう。
現地のセキュリティの向上はもちろんですが、ついでに遠隔からもアクセスして監視できる機能はぜひ取り入れたいところです。何かあった場合でも現地に行くことなくすぐに録画データなどの確認や取出しが出来るのは管理会社やオーナーにとってとても便利です。
クラウド監視カメラで効率的な管理が可能です
では遠隔からアクセス可能な監視カメラとは具体的にどのようなシステムでしょうか。
実は大きく分けて2つのタイプがあります。
■ローカル完結型
ひとつは現地に設置してあるレコーダーに外部からアクセスしてライブや録画映像を見るという方式です。現地のルーター設定等が必要となりますが、遠隔からアクセスといった場合の一般的な方式です。
■クラウド運用型
もう一つはクラウドサーバー上に録画データを保管し、クラウドサーバーにアクセスしてライブや録画映像を見る方式です。この方式のメリットとしては、録画データが盗まれたり破壊されたりすることがほとんどないことや現地にレコーダーを置かないため省スペース化が図れることです。物理レコーダーでないため故障リスクが小さいことも見逃せません。
そのため、遠隔からアクセスする監視カメラシステムとしては、クラウド運用型システムがおすすめです。
管理人がいなくても安心
小規模なマンションやアパートでは、コストの点からあるいは管理室自体がない場合があり、管理人を派遣できないケースがあります。その場合にはセキュリティ上不安がありますが、管理人の役割のひとつである入退出者のチェックや構内循環をクラウド監視カメラで代用できます。遠隔から現地の様子を確認できるクラウド監視カメラを使用すれば管理人のいない物件のセキュリティを高めることができます。また、定期的に物件を訪問して異常がないかなどを確認する手間が省ける上、いつでも現地の確認が可能で、何か異常が発生した場合だけ現地に赴いて対策を行うといったような管理の効率化が図れます。
管理人が常駐するマンションでは経費削減も
管理人の役割のひとつである入退出者のチェックや構内巡回をクラウド監視カメラで代用することで管理人の業務を軽減できるため、管理人の業務日を減らしたり、常駐時間を減らしたりすることでコストダウンすることができます。
クラウド監視システムの特長
クラウド型監視システムの特長として、これは監視カメラシステムに限らずですが、クラウド使用料というものが必要となります。これは従来のオンプレミスと呼ばれるローカルで完結する買取型システムとの大きな違いです。一見、買取型であれば初期費用だけで完結するものがクラウドサービスでは使用料としてずっと必要になるため、コスト高のようなイメージを持つ方もいるかもしれません。しかしクラウド型システムは近年大きな拡がりをみせており、クラウドシステムの導入によってコストダウンを図れたという声をよく耳にします。これはどういうことなのでしょうか。
クラウドシステムでは、使用料が発生するというのが買取型システムとの大きな違いです。それでも買取型と比較して有利と言われるのは、運用管理、保守、修理などのコストが抑えられるからです。買取型システムでは導入費用だけに目が行きがちですが、導入後には、運用管理や保守費用が必要となりますし、故障した場合には修理費用が必要となったりします。これらのコストは目に見えにくい部分ですが、実は結構大きかったりします。
クラウドシステムであればこれらのコストがほとんどなくなります。そのためトータルでみた場合に買取型よりもコストダウンが図れるともいえるのです。
クラウド監視カメラシステムとは?
従来システムのレコーダー部分の機能をクラウドサーバーに持たせたものがクラウド監視カメラです。そのため、現地にはレコーダーは置かず、カメラのみの設置となります。監視カメラシステムで一番故障の原因として多いのがレコーダーの故障です。もっと具体的に言うとレコーダーに搭載されているHDDの故障です。みなさんご存じの通りHDDはいわば消耗品です。製品により違いはありますが早いものでは2年もしない内に故障してしまうものもありますし、長くても5~6年も使用すればかなり故障リスクは高くなります。特に監視カメラのレコーダーに搭載されているHDDは常にデータが書き込まれている状態のため非常に酷使されている条件の悪い状況です。このレコーダーをクラウド上にもっていくことで、故障リスクはなくなります。データはクラウド上にあるためどこからでも簡単にアクセスすることが出来るという特徴もあります。レコーダーは盗まれたり、破壊されたりするリスクがありますが、クラウド上のレコーダーであればそのようなリスクもありません。
クラウド監視カメラシステムと従来システムとの比較
このように買取型の従来のシステムと比較すると機能面では明らかにメリットのあるクラウド監視カメラシステムですが、全員が選択する訳ではありません。それはクラウドシステムに共通するクラウド使用料があるからです。
買取型システムでは導入後の目に見える費用はないと言っても良いかもしれません。実際には機器を稼働する電気代やトラブル時の原因切り分けと復旧等にかかる人件費、故障発生時の修理代などがかかるのですが、月々の運用費が○○円といった形ではありません。一方クラウド監視カメラシステムの場合はカメラ1台あたり最低でも1ヶ月¥980が必要となり、毎月あるいは毎年支払わなくてはなりません。クラウド運用のメリットとクラウド使用料を検討して判断するということになるでしょう。
クラウド監視カメラをマンションやアパートにお勧めする理由
クラウド使用料は、カメラ台数の単純な掛け算となります。台数が多くなると割安になるということはありません(数千台とかでしたら別ですが)。そのため台数が多い場合にはコストの面からあまりクラウド監視カメラは推奨しておりません。マンションやアパートの場合は数台というケースが圧倒的に多く、クラウド監視カメラにはぴったりです。また管理人室にレコーダーを置く必要がないのもメリットです。管理人室自体がない場合でもカメラの設置だけで運用することができます。特別なソフトウェアのインストールをすることなく、どこからでもID、パスワードを使って管理画面にログインするだけでライブ映像や録画映像にアクセスできますので、遠隔からの管理が可能です。
管理人を派遣している場合には、仕事内容などもチェックできますし、管理人自身も見られていると意識することで業務品質の向上につながるでしょう。
クラウド監視カメラ情報
クラウド監視カメラはお伝えしたようにマンションやアパートの監視カメラとして最適な条件がそろっています。
詳細は以下ページでご覧いただけます。またご不明な点などはお気軽にお問合せください。
クラウド監視カメラ
https://sharako.com/cloud_sharako_lp/