市街地の混雑状況を映像で確認できるネットワークカメラシステム

市街地の混雑状況を映像で確認できるネットワークカメラシステム

現在、その場所はどの程度混雑しているのか?
これを素早くはっきりと知るためのシステムが混雑状況確認用カメラです。
街の比較的人通りの多いポイントに設置しておき、ライブ映像を配信することで現在のその地点の混雑状況を知ることができます。

映像は、Youtubeなどのサービスを利用して配信し、場合によってはホームページに埋め込み、一般の方が閲覧できるよう設定します。
実際にその場所に行く前にどんな状況なのかを見ることができて、混雑しているときには時間をずらすとか、日を改めるといった判断の助けとなります。

混雑確認用カメラは、当然ながら街を歩いている一般の方が映像内に映り込みます。その場合に懸念されるのがプライバシーの問題です。最近のカメラは性能もよくきれいな映像ですので、そのまま特に何も気にせずに配信してしまうと、映像内の人の顔がしっかり確認できてしまいます。そのようなことを防ぐことができる機能がカメラに備わっています。
ひとつは任意の場所にモザイクをかける機能です。これを使えば完全に顔は見えなくなりますが、混雑具合も分かりにくくなるというマイナス面もあります。
もう一つは映像の品質を落とす機能です。段階的に品質を落としていけるのでだんだんと粗い映像になりますので、被写体までの距離などに応じて調整が可能です。
以下はこの方法で、画質をあえて少し落として配信している混雑確認用カメラです。

京都 北野天満宮前付近ライブ中継カメラ

街中に設置する場合は、通常インターネット回線を用意するのが困難なためスマートフォンなどで使用されるLTE通信ができるルーターとセットで設置する場合が多いです。
カメラと一緒にLTE通信ルーターの提供も可能です。