アナログカメラは、従来からある形式で、同軸ケーブルにより映像データを伝送するタイプのカメラです。一方ネットワークカメラは、LANケーブル(UTPケーブル)でデータを伝送します。

アナログカメラの長所としてはネットワークカメラと比較すると価格が概ね安価なことと設定が容易であることがあげられます。一方短所としてはネットワークカメラと比較すると画質が落ちることとケーブルの取り回しが煩雑になること、電源サプライ、スイッチャー、レコーダーなど多くのハードウェアが必要となることなどです。遠隔からのアクセス性もよくありません。

ネットワークカメラの長所としては、4Kや8K解像度に対応したカメラもあるなど高画質、HUBを利用すればケーブルの取回しが簡素化できる、PoEHUBなどを利用してシステムをシンプルに構成出来ることです。ネットワーク経由でどこからでもカメラにアクセスして設定なども行えるのも利点です。ただ設定についてはある程度のネットワーク知識が必要な場合もあります。短所は概ねアナログカメラより割高な点です。

現在はアナログカメラからネットワークカメラへの移行が進んでいます。新規に監視カメラを導入する場合はネットワークカメラが推奨です。あえてアナログカメラを導入する理由は、すでに導入済でカメラの入替を行う時のみでしょう。ネットワークカメラにする場合はケーブルの引き直しかコンバーターの導入が必要となりその分コストが高くなります。

その場合に既存の同軸ケーブルを流用出来るアナログカメラを選択することでコストを抑えることが可能です。